もう一つのシゴト

あなたは政府が推進する「働き方改革実行計画」というのはご存知でしょうか?

2019年度からの実現を目指す働き方改革で、その1分野に挙げられたのが『柔軟な働き方』というもの。
テレワークの拡大と兼業・副業を推進すると明示されているのです。
ここで注意していただきたいのですが、「流れが来てるから乗るべき」ということでは無い、という事です。

いつの時代にも、挑戦者とそうでない人に分かれます。
そうして、挑戦する人だけがより高い理想の環境を勝ち取ってきました。

「新生銀行 2016年サラリーマンのお小遣い調査」によると、フリーランス(副業)の平均年収は約60万円、月平均5万円程度で、フリーランス人口は本年度458万人、前年度の415万人から大きく増加しています。
副業というのは、単に「もう一つの収入源」という意味合いだけにとどまりません。

これらフリーランスの人々への実態調査において、「自由である」と答えた人は83%にのぼり、これはノンフリーランスの回答45%とくらべても2倍近い数字なのです。

では、多くの人はどんな事業を副業として取り組んでいると思いますか?
もしかしたら、あなたはこんな言葉をよく耳にするかもしれません。
「やっぱり、事業を始めるなら本業でやってた事の延長が安全だよね」と。

 

では実際は?

ビジネス・レーバー・トレンドの調査では、副業の業務内容について「本業と異なる」と答えた人が全体の3/4(75.6%)を占めています。
つまり、「挑戦するため」「自分の殻を破るため」の新たな行動の一つとして、「副業」が選ばれているのです。
副業が一般的となっている今、何かに挑戦するハードルはどんどん低くなっています。

仮にあなたが新しい事業を始めたいと思えば、とても小さな行動をHPやSNS等で発信する事だけでも、十分なきっかけとなる時代です。
そういった活動によって「自由」や「生きがい」を感じ、人生の「生き心地」を向上させている人が増えています。
今後、副業という言葉は「本業以外のもう一つ」ではなく「自己実現のための活動」という意味で使われる可能性も高いでしょう。

あなたは、人生に「生きがい」を感じていますか?
「生き心地」のよい人生を目指すことは、単にSNSの「いいね」やInsta映えを求める事よりも、よほど重要です。
あなたが何のために働くのか、それによって多種多様な選択肢があるでしょう。