「決断」は最低条件

決断力をつける為に習慣を見直す

言葉にして表現できない人は、残念ながらスタートラインに立つ事が出来ません。
特に昨今、情報発信がいかなる場面でも大変重要となります。ここでいうスタートラインとは「自分を売り出す」ということです。

仮に、あなたがロードバイクに興味があるとしましょう。
もし一歩進んでロードバイクが趣味であれば、「ロードバイクが趣味です」という前にロードバイクを購入し、既に取り組んでいるでしょう。
あるいは、ここで「ロードバイクが趣味だ、と口で言うほどでもない」という状態ならば、「ロードバイク持ってないしな」「趣味って言えるほど走っていないしな」という状態でしょう。
この時、あなたならどうするでしょうか。

例えばこんな風に…
「ロードバイクも持っていない自分がロードバイクについて話すのは時期尚早。人に言うとダサいし、言えるようになったら言おう」
このように考え、まだ口には出さないのか。

あるいは…
「ロードバイクに興味があって、いつか買いたいと思っている。友人に借りて少し乗っただけで、自分ではまだ持ってない。でも何が楽しかったかというと…」
という話を口に出して伝えるのか。

重要なのは、言葉で発しない理由が「はなし相手の反応を推し量って」の事かどうかです。
人の反応を気にして自分の形振りを決めてしまうと、全ての基準を「自分以外の第三者が決める」ことになります。
それは癖となり「決められない」原因・習慣となります。

こうして、自分の人生を周囲の人の意見や反応で決めてしまう人が出来上がってしまいます。
こういった人は、自分の人生を生きる為には少しコツが必要です。

 

ではどうすれば良いのか?

ひとつは、悪い習慣を「辞める」ことです。悪い習慣はいち早くやめる為に、「何が悪い習慣か」を判断する基準が必要となります。
その基準として最もふさわしいのは「自分がやりたい事かどうか」です。
やりたくないのにやってしまっている習慣があれば、勇気を出して辞めてみましょう。

人になんと言われようと、嫌なものは本来嫌なハズなのです。
「決断力が持てない」と感じている多くの人は、そういったネガティブな感情が習慣化してしまっているだけなんです。
まして、「決断できない自分が好き!」などと口に出す人はかなり少数派でしょう。(こんな人に、私たちは会ったことがありません…)

もうひとつは、「口に出したい」「人に話したい」と思えるほど熱中できるものを見つける事です。
今までの習慣に関係なく、勢いで突っ走る事が出来ます。
これが最も近道ではないか、と私たちは考えます。