ビジネスにおける屋号の意味?
屋号は何でも良い。でも、決めておくには意味がある!
ビジネスにおいて屋号を決める意味とは何でしょうか?
私達も「アプラクト」という屋号を付けていますが、手前勝手な理念を基に作った造語です。
(由来については こちら(会社概要) にその由来が書かれています)
法人であれば必ず屋号を決めて登記しなければなりませんので意味は分かりやすいのですが、個人事業であれば、必ずしもその必要はありません。
では、屋号を決める意味とは一体何なのでしょうか?
1.名刺がかっこよくなる
2.ビジネスらしく、気合が入る
3.「これからビジネスを始めるんだ」という、自分への戒め
この様な理由を考える人も多いでしょう。
事業を立ち上げるのはあなたですから、あなたの気合や熱意がとても重要です。
でもそれ以上に、屋号を決めることには「営業効率が上がる」という、明確な意味と効果があります。
ホームページのドメインになる
今では、事業を立ち上げる上でホームページは必要不可欠なものです。
その際には、「独自ドメイン」と呼ばれるインターネット上の「看板」を購入する事となります。
そして名刺に掲載され、チラシや広告に載り、あるいはQRコード化され、様々な媒体で共有されます。
こうすることで、見込み客を集めたり、取引先へアプローチすることが可能です。
残念ながら、個人名はたいへん覚えにくく、一度聞いただけで相手のフルネームを覚えられる人は、全体のごく一部でしょう。
この部分で、屋号を決める意味が出てきます。
事業においては、屋号を「覚えてもらう」意味は大変大きいです。
もちろん、名前だけ覚えてもらっても意味はありませんが、
「◯◯が得意な××××の田中さん」という具合に具体的な印象づけをすることが重要になります。
(これをポジショニングと言います。これについては 別の記事 でお話します。)
インターネットでアクセスする際のドメインとは、出来る限り完結で「入力しやすい文字列」が好ましいでしょう。
そのため、いくら屋号は「何でも良い」とはいえ、自分本位で覚えにくいものや長過ぎる屋号は望ましくありません。
ロゴを作る際の文字列となる
屋号と共に重要なのが「ロゴ」です。
昨今ではSNS運用という新たな宣伝方法も増えてきています。
そこでは、アイコンや事業紹介欄等で正方形サイズに収まる視認性の高い会社ロゴを使うことが増えています。
特に、洗練された専門サービスを提供する場合などは、ロゴの存在は「専門性」をアピール出来る有効なツールとなります。
(これをブランディングと言います。これについても 先ほど紹介した記事 でお話します。)
こういったロゴを作る際にも、屋号は有効です。
屋号の頭文字をロゴにしたり、屋号全てをロゴにするなど、その使い方は無限大です。
これも、屋号を決める大きな意味だと言えます。
屋号を決めるとともに、もしあなたがまだロゴを持っていなければ、今すぐ取り入れることをお勧めします。
屋号は「短く」「内容がイメージできて」「皆が知っている様な単語を使う」ことで、その意味を最大限発揮します。
そして、事業を拡大するつもりであれば、予め屋号を決めることには大きな意味があります。
そして、屋号が決まりロゴを用意したら、起業初期にしっかりとホームページを用意しておきましょう。
高価なホームページでなくて構いません。
ホームページは、持つことよりも「運用する」ことが重要なのですから。
しっかり運用するために、自社で使いこなせるホームページを選びましょうね。